万が一、住居の至る所にあるガラスが割れてしまった場合、即座に片付けをしなければ危険です。これはある意味で、ガラスが割れた時の定説であると言えるでしょう。しかし、なぜガラスが割れると即座に片づけをしなければならないのでしょうか?それについては、割れたガラス片がかなり危ない存在であることが理由として挙げられます。

まず割れたガラス片はエッジが非常に尖っており、いわゆる刃物の状態になっています。そのため、それを踏んでしまうと足の裏を切ってしまったり、足の裏に刺さってしまったりすることが考えられるのです。また、最悪のケースでは細かいガラス片が足の血管から中に入って心臓などに到達するというようなことも起こり得る可能性があります。ただ、最後に述べたようなことは起こったとしても何万分の一の確率ではあると思いますが、それでも可能性はゼロではありません。

また、ガラスの破片は刃物状になっていることに加えて、その上を歩くとじゃりじゃりと音がしてしまうのが特徴でしょう。そのため、どれだけ足の裏を傷つけないようにしていても、その上を歩くだけで不快な音がでるというデメリットが生まれてしまいます。よく人の中には生活音自体が不快でたまらないと言う方もおられますので、ガラスの破片の上を歩くだけで家族の誰かが不機嫌になり家庭不和を引き起こすだなんてことも十分にあり得ると考えていいかもしれません。

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このようなことを考えると、やはりガラスが割れてしまった時はそれをすぐに片付けるほうが良いということが理解できるのではないでしょうか。実際にガラスが割れた時はすぐに片づけている方がほとんどであるとは思いますが、もし数時間もしくは数週間も放置をする可能性があるという場合は、上記のようなトラブルが起こる可能性がありますので気をつけておきましょう。そして、できるだけ早急に割れたガラスを片付けるように配慮することが大切です。